皆様こんにちは。
本日は題名のとおり 驚きの少林寺気功「気功なのに筋トレ?」
と言う内容で少林寺気功をご紹介していきたいと思います。
皆様、「気功」と聞いてどのようなものをイメージされるでしょうか。
そもそもあまりイメージがわかない方も多いのではないかと思いますが、気功の世界では、一般的によく知られている「太極拳」よりも、もっとゆっくりと動くものが「気功」だと言われています。
そんなにゆっくり動く「気功」なのに、少林寺気功は「筋トレ」効果抜群です。
しかもアウターマッスルだけではなく、主にインナーマッスルや「内蔵の筋トレ」もできるという驚くべき気功であります✨
★少林寺気功の発祥は1500年前!
「少林寺」と聞いて、ジェット・リーがその凄まじい身体能力で少林拳を奏でるカンフー映画を思い浮かべてピン!とくるのはアラフィフ、アラ還世代でしょうか。
(少林寺についても詳しく述べたいところですが、それはまたいずれの機会に)
恐ろしくざっくり説明すると、「少林寺気功」は中国河南省鄭州市にある嵩山少林寺で約1500年前に達磨大師(だるまだいし)がつくったもの・・・ということになります。
達磨大師とは、日本でもおなじみの 赤くて丸っこい(最近は色々な色がありますが)あの ダルマさんのモチーフになった人物です。
この達磨大師、なんと9年間も壁に向かって座り続けて悟りをひらき、禅宗を起こした方で、その禅宗が仏教伝来とともに日本に伝わってくるわけです。
(仏教伝来、日本史でならいましたね、懐かし~ ^_^)
少林寺は禅宗発祥の地であり、座禅は達磨大師があみだしたものなんですね。
座禅でじっと座っていると、そりゃあ血流も悪くなるでしょう。
そこで編み出された健康法が「少林寺気功」なわけです。
僧侶達が寺の防衛のために編み出した武術、少林拳もこの「少林寺気功」の呼吸法や筋トレがあってこそ成立するものです。
そしてこの気功法は、漢方医学とともに様々な病を予防したり、養生するために少林寺秘伝の門外不出の技として、今日まで脈々と少林寺の中で伝承されてきました。
「少林寺」は 禅、気、医、武の最高峰として有名なのもそのためです。
★若返りの気功法「大力易筋経」
(何故 若返り なのか等、大力易筋経特集は他のブログでご紹介します)
さて、ようやく筋トレの話しですが・・・
少林寺気功には様々な種類が伝承されていますが、中でも「大力易筋経」(だいりきえききんけい)と呼ばれる気功法が、す、凄い!!!
少林寺の文献によると「若返りの気功法」とされているそうなのですが、知れば知るほど、様々な効果があり、医学の知識は今とは比べものにならなかったはずの1500年前の人が考案したものとは思えないほど、利にかなった代物です!!!
まずは「筋トレ」の効果ですが、スポーツトレーナー的に言うと、
・骨盤底筋群の引き締めができる!!ということです。
特に女性は男性より子宮や卵巣といった臓器が重いので、加齢に伴う筋力低下により、臓器が下に下がってきてしまう臓器脱や、くしゃみなどをして下腹部に力が加わった時の尿漏れなどに悩まされる人が多くなります。
自覚症状のある、無いにかかわらず、女性人口の3分の1、出産経験のある女性にいたっては、実に2分の1の割合で子宮脱や臓器脱がおきていると言われています。
症状には個人差がありますが、手術が必要になる方も少なくありません。
このような臓器脱の予防、改善には骨盤底筋群の引き締め運動が重要になってきますが、少林寺気功の「大力易筋経」はまさにうってつけの運動となります。
実際、アンセラの少林寺気功レッスンに通って下さっている会員様からも、くしゃみをした時の尿漏れがすっかり改善されたという嬉しいお声をたくさんいただいております。