少林寺とは

 

中国河南省鄭州市にあるお寺、嵩山(すうざん)少林寺。

495年に建立。1500年前、インドから渡来した達磨(だるま)大師が壁に向かって9年間座禅し悟りを開き、禅宗を起こしたことで有名です。
日本でなじみの深い縁起物のダルマはこの達磨大師がモチーフ。
9年間壁に向かって座り続けたその姿はまるで手足が無いように見えたのでしょう。それ故、達磨大師の肖像画は座っている物がほとんどですが、少林寺には立って歩いている珍しい肖像画があります♪

また禅宗発祥の地だけではなく、武術、医術の流祖としても有名です。
「天下の功夫(カンフー)少林より出ず」と謳われ、中国の武術の中でも最も歴史の古い武術である少林寺武術は多くの中国武術に影響を与えたと言われています。
ジェット・リー主演映画「少林寺」は1980年代日本でも放映されファンが多くいることから、少林寺といえば武術と連想される方も多いでしょう。